TOMOKOが出来るまで~10代(4)
TOMOKOが出来るまで
10代
中学時代続き
授業中に「やる気が無いなら出て行け」と先生にいわれ、出て行った同級生。
彼女を追いかけて探しに行った子たち…。
確か、この時出て行った同級生は見つからなかったように思います(帰宅しちゃったのだっけな???)
そして、戻って来た彼女たちが怒りを向けたのは、出て行けといった先生だけではありませんでした。
ハイ。
「私」に向けられたのです。
曰く、「(出て行った同級生)と親友なのに、探しにも行かないなんて、つめたくない?」
曰く、「先生にひいきされてるからって、いい気になってるんじゃない?」
曰く、「クラス全員に謝るべきじゃない?」
言葉も出ませんでした。
まず…
私、彼女と「親友」だったんだ…。
むしろ、嫌われてると思ってたぐらいだったのに。
ってか、私「ひいきされて」ないと思うけど。
ただ、面白がって、先生がいじってただけで、それは「ひいき」とは違うのでは?
ってか、「クラス全員に謝る」理由は一体…。
これ、逆の立場だったら、さらに「きぃーーーーーーっ!!!」って怒りが倍増するヤツだと思うのですが、この時はホント、「ハイ???」って感じでした。
私は何も悪いことはしていないのに…
なんて、言う氣は1ミリもありません。
申し訳ないのですが、今も自分がどんな失礼を働いたのかわかりませんが
それでも、「彼女たちの氣に障ること」をしでかし続けていたのだと思います。
「不愉快のツボ」って人それぞれだと思います。
だから、丁寧に接しているつもりでも、相手を不快にさせることもあるでしょう。
ましてや、当時の私は「関西系マイペースど天然」だったワケです。
「学業奨学生」というのも、「不快指数」を上げるには十分な理由だったかもしれません。
結局、この時起きた事件は、当事者である同級生と先生、プラス私を含めた全員で話し合いを持つこととなり、「謝れ」という要求を呑んだ先生が「彼女に謝罪」し、私自身も「彼女とクラス全員に謝罪」することで、一旦終息を迎えたのです。
ただ、この時の「傷」は私にとってはかなり深く、「どういう行動をすれば人に嫌がられないのか?」を考え始めるきっかけとなりました。
同級生の顔色を見てびくびくしたり、先生とあまり話をしない、とか、授業中勉強しない、とかなんだか息をひそめて生きるような感じになって行きました。
そのうち、その「リーダーグループ」が分裂をして、リーダー格だった人が「失脚」。クラスの「権力構造」が変わり、私的には「比較的穏やか」な日々となり、中学卒業を迎えることになりました。
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