『LINE公式アカウント』最初の一歩

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TOMOKOが出来るまで~10代(14)

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TOMOKOが出来るまで

10代

大学時代~「オトコ友達」と旅行?!&「白酒」事件~

 早朝の汽車に間に合うように来てくれると言っていたタクシーは来ず…

 

人生初のヒッチハイク(しかも大同!)で、心優しい方に拾っていただき

 

ようやく汽車に乗れて、ほっとしたのもつかの間。

 

同行していた同級生が風邪を引いたのか、発熱していたのです。

 

汽車に乗っても指定席が取れなかったので、立っているしかないのです。

 

ところが、彼女があまりにしんどそうにしていたので、席に座っていたおばちゃんが詰めて「ココに座りなさい」と私たちを座らせてくれました(同行の男子には「あんたは立ってなさい」と(笑))

 

 

今もそうですが中国の方たちって、一旦壁が崩れるとかなりのハイペースで距離を「詰め」て来ます(笑)

 

 

彼女の「具合が悪い」と伝えても笑顔で「そうなの~^^」といいながら、「で、…」とガンガン質問してきます(もちろん中国語で)。

 

 

最初の方は彼女もがんばって答えていたのですが、だんだんしんどくなってくると、矛先は私に向いて来ます。

 

 

「3人(男・女・女)は兄弟なの?」というので

「いいえ、“友達です」と答えた時の、空気感!!! 

 

「場が凍りつく」とはこのコト。

それまで「小学生の遠足かっ!」ってくらい私たちの周りに集まってなごみまくっていた人たちの、「えっ!」という表情(;^ω^)

 

「な、なんかやっちゃった???」と思うも、何も思い当たることが無く…。

 

コレが、「外国語を学ぶとは、文化を学ぶこと」の意味なのです。

 

「友だち」は中国語で「朋友」というのですが、男女間で単に「朋友」という場合、当時は「交際相手」をいうことが多かったのです。

 

(同じような例でいうと、韓国語で「友だち」は「친구(チング)」ですが、「チング」を使うのは、基本的には「同じ(学)年」の人のみ。1(学)年でも違うと、もう上下関係が発生します。

 

アイドルグループなんかで、「メンバーに友達がいない」と発言して、場を凍り付かせた人を見たことがありますが、「同い年の人がいない」といいたかっただけで、「メンバーの中で孤立している」という意味ではないのです)

 

私は、もちろん、「普通の友だち」だと言いたかったのですが、この場合は、「同級生」を意味する「同学」という単語を選択しなければならなかったのに、「交際相手」を暗喩する「朋友」を使ってしまったのです。

 

「一体こいつら、どういう関係なんだ???」とさらに謎を深めてしまったのです。

…というか、「日本って男女関係が進んでいるのか???」と誤解を与えてしまったかもしれません(笑)

 

それまでそこそこ和やかだったのに、なんだかびみょ~な空気感になってしまったのですが、中国語で質問責めにされているし、同級生は具合「激悪」で、それどころではない感じでした。

 

そのうち、なぜか後ろの座席の人が「俺、日本円持ってる~♪」と自慢が始まり(どう対応したのか、全く記憶にない)、なぜか「オレ、日本にゆかりがある」自慢が始まったのでした。

 

当時は学生だったし、とんがってるしで、「だからなんなの?」って思っていましたが、今考えたら、(当時としてはめずらしい)外国人(=日本人)の大学生3人と列車に乗り合わせ、居合わせた人たちがほんの少しでも知ってる「日本」を「コレ知ってるよ!」とアピールしてくれたのは、本当にありがたいことだなと思います。

 

帰りの汽車の記憶は、今記憶に残っているのは「朋友事件」だけで、他のことは全く覚えていません。長い列車の旅で、きっといろいろあったと思うのですが…。多分、日本のことをいろいろ質問されて、中国語力の不足や、知識の不足で答えられないことも多くあったのだろうと思います。

 

でも、とにかく温かい雰囲気で、みんなが友好的に接してくれていたことが印象に残っています(…というか、基本的に中国の人との関係で、私は嫌な思いをしたことがありません)。

 

 

具合が悪かった友達は、大学に戻ってから生活の面倒を見てくれていた先生(男性)に連絡し、診療所に連れて行ってもらいました。

 

 

熱を測ったら、38度。その先生が面白そうに笑いながら「白酒(バイジュウ)だ」といったのを強烈に覚えています。

 

学生が目の前で高熱を出して苦しんでるのに、笑い飛ばすメンタルすげー!と思ったのですが、もっとすごいのは、その先生がその後も彼女のことを「白酒」と呼んでいたことでした。

 

 

自分が熱を出していたワケでなかったことも関係があるかもしれないけれど、「すぐ良くなるから、大丈夫だから、心配しすぎるな」といわれたように感じました。

 

適切かどうかはわからないけど、そういう励まし方もあるのだなあーと、当時は思っていました。

 

 

 もう名まえも覚えてないけど、今頃何をされているのかなー?

 

<続きます>

 

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